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筑波山-名低山を堪能する 2010/04/21(アプローチ編)

 

春来たれども

待ちに待った春がようやく訪れた。にもかかわらず、気温が上昇する様子は一切なく、冬の装いが手放せない。

山行を計画しようにも、異常なまでの冷春に阻まれて、山行に適した日を見つけることさえままならない。

このままゴールデンウィークも冷春の影響が強く残る予感さえする2010年春。一日だけ春の陽気をそなえる日がある。

2010年4月21日。この日を逃せば、四月中に快適な山行条件で登山に臨むことはできないらしい。

迷うことなく仕事の折り合いを付け、かねてから念願の筑波山の準備が整った。

今回のコンセプト

筑波山は、日本百低山で選定された山の中で最も標高が低い。選定基準である1500メートルには遠く及ばない。

かの深田久弥先生に、日本百名山で最も低い標高の山を、選定基準を覆してまでも列挙せしめた要素は、一体何であったろうか。

悪い条件から検証してみる。深田久弥先生が日本百低山を選定していた時期(昭和30年代の初頭)、登山口までのアプローチとしては、筑波山筑波鉄道の筑波駅があり、筑波駅からは筑波山鋼索鉄道線、すなわち筑波山ケーブルカーが存在した。

筑波鉄道筑波線と、筑波山鋼索鉄道線のいずれも戦前から存在しており(筑波山鋼索鉄道線は戦中に不要不急線に指定されたが、営業を再開している)、

高さ千米にも足りない、こんな通俗的な山を挙げるくらいなら、他にもっと適当な名山がいくらでもあるではないかと

と他評を想記しているほどで、当時既に筑波山には観光地化の現象が見られていたことが推定される。

筑波山を通俗的な山に貶める要素があってもなお、日本百名山の枠からはずせないものがあったのだろう。

では、悪い条件をおしてまでも名山に挙げる良い条件を検証してみる。これは二つあり、深田久弥先生が日本百低山の中で記している。

しかし私があえてこの山を推す理由の第一は、その歴史が古いことである

筑波山(筑波嶺(つくばね))は、古く万葉集にも詠まれた山であり、逸話も多い。

古来より信仰の山であり、今もその営みが続く山。

歴史の重さがマイナスを大きく上回る可能性がある。

もうひとつは、第一帝国大学(現在の東京大学本郷キャンパス)の下宿にある。

大正の初め、田舎から出てきて本郷向ヶ丘の寄宿寮へ入った青年が、朝、寮の窓から「おお、富士山が見える!」と叫んだ。
それは筑波山であったから皆の哄笑を買ったが、しかし常陸の平野の真ん中に立った筑波は、意想外に高いのである。

この田舎から出てきた青年は、深田久弥先生だったかもしれない。

二十世紀の末、東京都文京区に大学生として暮らした自分も、筑波こそ見えなかったが、富士山が見えた時の感動を今でも明瞭に記憶している。

若い頃のそいうった体験は、惚れた腫れたに似て、過剰に美化されて思い出になっている可能性がある。

前置きが長くなったが、今回のコンセプトは、筑波山が名低山と呼ばれる理由が本当なのかを検討し、なおかつ自分自身も筑波山を堪能することを主眼に置くこととした。

今回の山行記録は、非常に長くなるため、三部に分けて記すことにする。

 ・筑波山-名低山を堪能する 2010/04/21(アプローチ編)

 ・筑波山-名低山を堪能する 2010/04/21(山行記録前編)

 ・筑波山-名低山を堪能する 2010/04/21(山行記録後編)

 ・筑波山-名低山を堪能する 2010/04/21(植物編)

筑波山へのアクセス

つくば駅(つくばセンター)までのアクセス

筑波鉄道筑波線が存在した頃は、JR常磐線の土浦駅がアクセスの入口であった。現在も土浦駅からバスで筑波山の登山口付近まで来られるが、JR常磐線沿線の北関東の民、もしくは千葉県の一部と東京都実質千葉の民が主とするアクセスになる。南関東の民でさえ、JR常磐線回りのアクセスが便利であるとは限らないのが現状である。

代替として、つくばエクスプレスがある。筑波山へのアプローチとしては、つくばエクスプレス+筑波山シャトルバスの組み合わせは、残念ながら至極便利である。

概して言えば、南東北・北関東の海沿いからアプローチするのなら、JR常磐線の土浦駅が最寄り駅になるし、南関東からアプローチするのであればつくば駅が最寄り駅になる。接続するバスはいずれの場合も存在する。

JR常磐線の土浦駅に関しては、残念ながら実績データがない。今後もデータ取りの見込みがない。

そこで、つくばエクスプレスのつくば駅からの詳細を筑波山へのアクセスとして記載する。

つくばエクスプレスの東京都側ターミナルは秋葉原駅で、JR各線、東京メトロ、少し歩けば東京都営地下鉄新宿線岩本町駅からも利用できる。特に、新幹線で東京駅まで来る場合は、東京都区内オプションで、秋葉原で下車できるのが大きい。

また、つくばエクスプレスは、途中駅で他線へリンクしている。

 ・秋葉原駅:JR山手線、JR京浜東北線、JR総武線、東京メトロ日比谷線

 ・新御徒町:東京都営地下鉄大江戸線

 ・浅草:東京メトロ銀座線(浅草駅、若干歩く)

 ・南千住:JR常磐線、東京メトロ日比谷線

 ・北千住:JR常磐線、東武伊勢崎線、東京メトロ千代田線・日比谷線

 ・南流山:JR武蔵野線

 ・流山おおたかの森:東武野田線

 ・守谷:関東鉄道常総線

つくばエクスプレスは元来、商業利用で採算を取ることを見込んだ路線であるため、他線とのリンクがしっかりしている。馬鹿正直に秋葉原駅から乗らなくてもよい。

北関東において太平洋を守る茨城県と、南関東において太平洋を守る千葉県が、東京都を介さず、JR常磐線も利用せずに、互いに電車移動できるルートがあるのだ。

こんな素晴らしいことはなかろう

なお、つくばセンターとつくば駅は同一箇所を指している。つくばセンターしかなかった時代を知る者は、どれくらいいるのだろうか。

つくばエクスプレスつくば駅A4出口
つくばエクスプレスつくば駅A4出口

つくば駅(つくばセンター)からのバス移動

つくば駅からは、関東鉄道のバス移動となる。バスには筑波山に直行するバスを利用する方法と路線バスを利用する方法の二つがあるが、事前に確かめておかないと危うい。

 ・筑波山の登山口に近いバス停は三つある。

  →筑波山神社(筑波山ケーブルカー)の宮脇駅とリンクしている。

  →つつじヶ丘(筑波山ロープウェイ)のつつじヶ丘駅とリンクしている。

  →筑波山口(しばらく歩かないと登山口に辿り着けない)。

 ・直行するバスは筑波山シャトルバスという。

  →筑波山神社、もしくはつつじヶ丘にしか停車しない(=即登山)。

  →路線バスではないため、時間と本数に限りがある。

  →終バスを逃したらX時間単位の徒歩移動が発生する。

 ・路線バスは北部シャトルという路線を走る路線バス。

  →筑波山口までしか行かない。筑波山口は登山口から遠い。

  →路線バスなので、筑波山シャトルバスよりも本数が多い。

  →筑波山シャトルバスを逃すと、北部シャトルしか手がない。

  →しかし、筑波山口への徒歩移動は長時間を要す。終バスに乗れるか?

つくば駅までのアクセスの便利さにかまけて、バス移動も便利と考えていると激しく痛い目に遭う。

筑波山シャトルバスは、ドライバーの方々の昼休み時間があり、また、時期によって運行テーブルも異なるため、時間的制約を考慮しなければならない。

事前によく調べていかないと、とても辛い思いをすること必至なので、注意されたい。

つくばセンター1番バス乗り場
筑波山シャトルバス乗り場(1番乗り場、つくば駅A4出口そば)

筑波山シャトルバス
筑波山シャトルバス(直行が明記されている)

筑波山シャトルバス
筑波山シャトルバス筑波山神社バス停付近

筑波山シャトルバス
筑波山シャトルバスつつじヶ丘バス停付近

筑波山ケーブルと筑波山ロープウェイ

筑波山ケーブルも、筑波山ロープウェイも、その性質上、終了時間が早い。

軽装で登山者でもない入山者が最終を逃すと悲惨極まりない。

御幸ヶ原の売店・飲食店は15時を目安に店を閉めるくらいなので、自らの足で登らない、自らの足で下らない方々は、かなり慎重な時間管理が必要。

筑波山の登山道は容易ではないため、観光客が不用意に徒歩で下るのも危険。下れば地獄、留まっても地獄。さっさと機械で麓まで下るのが正解。

筑波山ケーブルカー宮脇駅
筑波山ケーブルカー宮脇駅

筑波山ロープウェイつつじヶ丘駅
筑波山ロープウェイつつじヶ丘駅

筑波山のコース

筑波山の主要ルートは、分かりやすく把握しやすい。

筑波山コース案内図
筑波山コース案内図(筑波山神社手前)

御幸ヶ原コース

御幸ヶ原コース(みゆきがはらコース)は、筑波山神社から御幸ヶ原まで続く分岐のないコース。筑波山ケーブルカーのルートに沿っている。

御幸ヶ原からは、男体山・女体山いずれにも出ることができ、自然探求路にも入ることができる。

選びやすいコースだが、岩が多くて歩きにくい。初級者向きではない。

おたつ石コース~弁慶茶屋経由~白雲橋コース

おたつ石コース(おたついしこーす)は、つつじヶ丘から弁慶茶屋まで続く分岐のないコース。筑波山ロープウェイに沿っている。弁慶茶屋で白雲橋コース(しらくもばしこーす)に合流する。

白雲橋コースは、筑波山神社から弁慶茶屋に出て、弁慶茶屋からは筑波山ロープウェイ沿いを歩くコース。

白雲橋コースのみで女体山まで登頂できるが、素直につつじヶ丘まで行き、おたつ石コース+白雲橋コースの一部をルートとして設定する主要コースがある。複数ある主要コースの中で、最も難易度が低く、登り・下りともに、おすすめのコース。初級者・初心者には特におすすめ。

白雲橋コース

白雲橋コース(しらくもばしこーす)は、筑波山神社から、直登せずに、一旦弁慶茶屋を経由して、女体山に登頂するコース。

直登せずに弁慶茶屋まで歩く分、ロングコースになる。たくさん歩きたい方、他のルートに飽きた方、中級以上の方におすすめ。

迎場コース

迎場コース(むかえばこーす)は、つつじヶ丘と筑波山神社を結ぶコース一部。白雲橋コースの一部と迎場コースの全部で、つつじヶ丘と筑波山神社を結んでいる。

迎場コース自体は山頂を目指すコースではないため、他のコースと併用されることになる。

筑波山コース案内図
筑波山コース案内図(筑波山神社手前)

この画像でルートを確認しようとした方へ。

横着せずに、山行には地図を用意しましょう

山行記録前編に続く

 

 

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