待ちに待った春がようやく訪れた。今年は気温がなかなか上がらずに寒さが残っているが、春着たりなば山遠からじ。
膝痛は相変わらずだが、膝をカバーする筋肉(大腿四頭筋)をトレーニングし始めているため、効果の測定も兼ねて高尾山に登る。
高尾山にある複数のコースのうち、2010年4月4日現在、4号路と6号路が通行止めとなっている。高尾山への山行予定がある方は注意が必要となる。
そこで、稲荷山コースから5号路へ抜けて、山頂からの下りで3号路と2号路を部分的に歩いてみることにした。
京王高尾線の高尾山口で下車、徒歩・ケーブルカーで登る。
日本で最も登山者数が多い山であり、よく整備されていて便利である反面、平日であっても人で溢れかえっている。
稲荷山コースは完全な登山道で、高尾山といえども登山の装備が必要。
登山コース概要(詳細地図を必ず携行しましょう)
01→12:05 高尾山口駅
02→12:11 清滝駅周辺
~12:19
03→12:20 稲荷山コース登山口
04→12:44 見晴台(稲荷山山頂)
~12:47
05→13:10 5号路分岐
06→13:13 5号路分岐
07→13:20 1号路・4号路分岐
08→13:22 高尾山山頂
09→13:26 6号路分岐
10→13:30 2号路分岐
11→13:34 薬王院
12→13:59 2号路へ下ってみる
13→14:02 蛇滝分岐
14→14:14 2号路から1号路へ戻る
15→14:43 清滝
〔01〕高尾山口駅
京王高尾線の高尾山口駅を右手に歩くと、ケーブルカーの清滝駅前に出る。
〔02〕清滝駅周辺
清滝駅の周辺では、高尾山若葉まつりなるイベントをやっている。しかも山行当日が高尾山若葉まつりの初日。とてもツイていた。
見学したのは車人形(西川古柳座)で、人形の上半身の操り方が文楽ににていることと、下半身の移動が車仕掛であることがかなり興味を惹いた。
高尾山若葉まつりは五月末まで予定があるそうなので、もう一度くらいはご縁があるかもしれない。


コンビニ(ファミリーマート)は少し離れた街道沿いにある。現地調達の予定がある場合は、事前に場所を確認しておく。
〔03〕稲荷山コース登山口
稲荷山コースの登山口は、清滝駅の駅舎を正面に見て左脇にある道を進んですぐに見つかる。

稲荷山コースは登山道として整備されており、観光地化している1号路とは完全に異なっている。

〔04〕見晴台(稲荷山山頂)
稲荷山の山頂は見晴台になっており、東京都八王子方面を眺めることができる。ルール無用の高年齢パーティや腰を下ろしたら長時間動くことがない中年登山者などが溜まるので、案外快適ではないかもしれない。

〔05〕5号路分岐
稲荷山コースで高尾山山頂付近まで来ると、5号路への分岐に出る。5号路は山頂直下にある環状路で、道標が示すとおり、右手に進んで、5号路→1号路を下る→薬王院と行くこともできるし、左手に進んで5号路→奥高尾へ抜けることもできる。
画像では5号路と落書きされているが、右手に進むコースが5号路であることが分かりにくいためであろう(当然ながら、理由を問わず器物損壊であり、犯罪行為)。

また、稲荷山コースには、コース全体の距離と現在距離を示す道標が点在している。山行でうんざりさせられる「あと何分」族への対策だろうか。

〔06〕5号路分岐(奥高尾側)
稲荷山コースから5号路を時計回りに進んでいくと、5号路から奥高尾へ抜ける分岐に出る。奥高尾側からこの分岐を見ると画像のようになる。

高尾山から奥高尾まで抜けようとする登山者は、大抵の場合、本当の登山者なので、高尾山の他のコースで見る一般人・非登山者・えせ登山者・ウォーキングの延長連中は見られなかった。
また、一般の入山者が誤って奥高尾の方へ行ってしまわないように、派手な注意看板が立てられている。


奥高尾というのは、具体的には一丁平を経由して城山、その城山を経由して小仏、城山を経由して影信山、影信山を経由して陣馬山といったコースを指している。また、大垂水峠へも抜けられる。

〔07〕1号路・4号路・5号路分岐
奥高尾の方には進まず、また高尾山山頂への直行路も避けて5号路を進むと、1号路に突き当たる。
この分岐は、4号路が山頂直下で1号路に突き当たる分岐でもある。
5号路は環状路なので、1号路にも4号路にも進むことなく、1号路を横断して5号路に進むこともできるのだが、今回は1号路を登って高尾山山頂を踏むことにした。
〔08〕高尾山山頂
山行当日の人出から考えて、さぞ人だらけなのだろうと覚悟を決めて高尾山山頂に出たのだが、想像をはるかに超える人の量。いたるところ人だらけ。
高尾山山頂は何度か来ているので、留まることはせずに下ることにした。
1号路を少し下って、先程の5号路の続きを進み、3号路を目指す。

〔09〕6号路分岐
5号路を進むと、3号路の山頂側終点と6号路の山頂側終点の分岐に出る。6号路を進みたいことろだが、今回は3号路を下る。
〔10〕3号路分岐
3号路を下っていると、薬王院の裏手に抜けられるルートとそのまま3号路を下るルートの分岐に出た。

この薬王院の裏手に抜けるルートは、2号路かと思ってしまうのだが、2号路ではない。3号路から薬王院へ抜ける不思議なショートカットのようだ。
〔11〕薬王院
不思議なショートカットを進むと、薬王院の建物を通って、薬王院の奥に出る。

せっかく薬王院に出たので、しっかりとお参りをする。ついでに今年のお守りを物色してみると、貝守なる素敵なお守りが売られている。

早速買い求めた後、薬王院を出て1号路に戻る。
〔12〕2号路へ下ってみる
1号路を下っていると、2号路と4号路への分岐があった。2号路は5号路と同じ環状路で、1号路→2号路→3号路麓側終点から登頂、1号路→2号路→4号路麓側終点から登頂、というルートに使える。
また、今回初めて知ったが、蛇滝から街道に出るルートもあるようで、ルートの選択肢を増やすために欠かせない。

せっかくなので、1号路から寄り道をして、2号路に入ってみる。ほとんど人はおらず、まさに登山道といえる素晴らしいルートである。

〔13〕蛇滝分岐
1号路から2号路にはいり、少し下ると蛇滝分岐に出る。この分岐からは蛇滝を経由して旧甲州街道まで抜けられるらしく、蛇滝口バス停から公共の交通機関を利用できるようだ。

人だらけの1号路に辟易していたため、このルートを進もうかと悩んだが、事前に調べていない以上、無謀な選択はできない。

かといって、2号路・4号路方面は登りにたってしまう。次回はこの周辺のルートも歩こうかと考えながら、周囲の観察だけを行った。

〔14〕2号路から1号路へ戻る
2号路から1号路に戻り、退屈な1号路の下りを歩く。そろそろ膝が痛くなっていて、下山までもつのかどうか様子を見始めた。
1号路は人だらけで、登山ではなく観光に来た連中で埋め尽くされている。それが功を奏したのか、下山まで膝痛は悪くならず、前回よりも膝の状態を悪化させずに済んだ。
トレーニングの効果が、少しだけ出ている気がする。一歩前進というところか。
〔15〕清滝
清滝まで戻り、今回の山行は終了。清滝周辺も人だらけなので、すぐに移動して帰路についた。

稲荷山コースは登り易い。よく整備されていて、整備しすぎている感さえある。山頂直下の5号路分岐まで登らないと高尾山側のコースへ逃げられない(6号路は通行止め)。
6号路が通行止めとなっている影響で、稲荷山コースのキャパシティ以上に人がいる。ただでさえ人が多い山なので、かなり辛い。休日を避けられる方は、平日の山行にした方がよい。
都心からのアクセスがよく、乗用車がいらない。結果として利用者が異常に多いため、山歩きに静寂を求める向きには適さない。
桜を鑑賞できるポイントはあるが、平地とは開花時期が若干異なっている。
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