国土地理院の地形図を除くと、昭文社が毎年出している山と高原地図シリーズが、山行地図のスタンダードとして利用しやすい。
山と高原地図が登山者に選ばれる理由は、山と高原地図がとことん実用性にこだわって作られており、実際、山行で非常に役に立つためであろう。
山と高原地図は、地図と冊子から構成されており、地図と冊子のいずれも実用的で山行の役に立つ。
・山行地図は、合成紙ユポとニス引き加工で水濡れに対応(雨天対応済)。
・山行地図には、登山コースの所要時間が記され、山行プランをたてやすい。
・山行地図では、難路が一般路と区別され、選択するコースをみつけやすい。
・山行地図に、山小屋・水場・危険箇所の情報があり、登山中に便利。
・冊子には、山の由来・気象・植物・動物の情報があり、登山前に便利。
・冊子には、アクセスに必要な交通情報があり、登山前・下山後に便利。
・冊子には、登山口周辺の入浴施設が記載されていて、下山後に便利。